おじいちゃんおばあちゃん×こども
一人暮らしだった父方のおばあちゃん
いつも泊まっていって、と言ってくれたのに
なんとなく面倒で、またくるね、と声をかけてかえってしまったわたし
老人ホームに入所してから、どんどん弱っていくおばあちゃん
もうあと何回会えるのだろう、いまさらだけど、そのデイサービスに泊まった
おばあちゃんが漏らした一言が忘れられない
泊まってって、って言ったのに、帰っちゃった
おばあちゃんの寂しさを知っていたのに
わたしはほんのちょっと無理することすら、しなかった
あんなに元気で優しかったおばあちゃんが
どんどん無口になって、笑顔が消えた
寂しかった…
おじいちゃんおばあちゃんを必要としている子どもたちがたくさんいます
大人は子どもをかまってあげられない
自分のことでいっぱいいっぱい
だけど、おじいちゃんおばあちゃんは子どもたちをよーく見てくれる、遊びを教えてくれる、たくさんおしゃべりしてくれる、怒ってくれる
そして子どもたちの笑顔は、元気な声は、おじいちゃんおばあちゃんにパワーをわけてあげられる
デイサービスで学童をできたら、理想
そんなわたしの妄想が、今日ほんの数時間、現実になった
わたしのお仕事で
おばあちゃんへの恩返し、ちょっとはできたかな?